









音声菩薩 天上の響き 喜多敏勝原型
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おりんを手に静かに佇む、美しき音声菩薩像
古都の大仏殿、その前庭の回廊に構える国宝「金銅八角燈籠」には4人の音声菩薩が表現されています。その中の銅?子(シンバルによく似た打楽器)を奏でる音声菩薩の美しく気高いお姿をモチーフに、高岡銅器の名家に生まれた彫塑家・喜多敏勝が創作した『音声菩薩 天上の響き』は、一体一体手仕上げで漆着色を施すことで古びた風合いをまとうブロンズ像です。ゆるやかな衣の流れは天上に吹く風を思わせ、右手に持つおりんは付属のりん棒で打つと美しい音色を奏でます。高貴な気品に満ちた仏教美術の傑作を、ぜひお手元で心ゆくまでご鑑賞ください。
日展作家 喜多 敏勝
昭和29年9月、勅許御鋳物師 藤原朝臣喜多家三十代目 万右衛門の三男として高岡市金屋本町にて生まれる。
幼少の頃より絵画、彫刻に興味あり家業美術 工芸品製造に手伝いの為明治の巨匠 高村光雲先生より薫陶をうけられた昭和の巨匠 米治一先生に師事。
富山県展連続入選・高岡市展・高岡伝統物産創作振興展並びに加工技術展に最優秀賞や優秀賞の連続受賞
「国指定伝統的工芸品」の第一次指定 高岡銅器
高岡銅器は高岡の開祖 加賀藩第二藩主前田利長公が、慶長14年 (1609年) 高岡城に入城され、翌々年の慶長16年 (1611年) 城下の興隆繁栄の為、鋳物発祥の地 河内国丹南郡の技術を継承する7人の鋳物師達を招聘して、金屋町に鋳物工場を開かせた事に始まります。
当初は鉄鋳物が中心であったが、江戸時代中頃から銅鋳物も盛んになり、明治期に入ると技術力は更に向上し、万国博覧会を通して世界にも紹介され、輸出品としても美術銅器は確固たる地位を築きました。
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